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『森と渓流とログハウス』
第11話 秋に起きた自然の脅威
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少し遅くなりましたが、
新年、おめでとうございます。

皆さんにとって去年一年は、どんな年でしたか?
私にはあっという間に過ぎた一年でした。
住宅金融公庫の融資合格通知で滑り出しは良かったものの、工事が始まってから起きたログ業者とのトラブルでつまずきましたが、たくさんの方からの応援メールを頂いたおかげもあって、なんとか気持ちを取り直して完成をむかえることができました。
ありがとうございました。
森と渓流に囲まれた暮らしが始まってから、5ヶ月が過ぎました。
涼しい夏を送り、あっという間に秋が過ぎ、冬になりました。
12月に入ってからの気温は氷点下を指すようになり、外に出ると本当に寒いですが、さすがログハウス。
外から帰ってきてもログの中は暖かいです。
<秋に起きた、自然の驚異>
日にちもハッキリと覚えています。
10月15日pm3:00頃から何やら空が曇ってきたかと思えば、遠くでは雷の音・・・
これは一雨来るな?、と洗濯物を取り込んでいたんですね。
パラパラと降ってきたので、窓を閉めておこうと2階に上がると、山の向こうから、ゴーーー、ゴーーーと聞こえてくるんです。
何事かとテラスに出て、様子を見ているとその音はだんだん近づいてきて、木がみしみしと鳴りだしたかと思った途端です。
もの凄い風と雨が一瞬に襲ってきたんです。
うちの土地の周りは盆地のようになっているせいなのか、風が舞うようです。
僕には、竜巻が起こったようにしか思えず、テラスで身をかがめてその嵐の様子をじっと、怖々眺めていたのです。
その竜巻のような凄まじい風は、周りにある山の杉の木全部が、その強風でグルグルと音を立てながら回りだす程の強さでした。
すると突然、うちの斜面の土地に立っている、10メートルはある杉の木が、もの凄い音を立てて折れたのです。
そして道路側にスローモーションのように倒れかかると、電線に引っかかり、その電線を切りながら、かろうじて切れなかった数本の電線にもたれかかるように頭上約5メートルの所で、電線に乗っかったままになりました。
斜面に建っている、廃材で作った家の屋根は、全部吹っ飛び、その廃材は僕の目の前を、宙に登っていく様にどこかへ飛んでいきました。
家の周りは、杉の小さな枯れ木が折れて飛んできた小枝で、一面真っ黒になりました。
その突然やってきた嵐は、時間にしてほんの数分の出来事でしたが、10メートルもの杉の木を折り、廃材作りの家の屋根を吹き飛ばし、お隣の植えている木もなぎ倒し、うちのテラスをビショビショに雨で濡らし、去っていったのです。
しばらくは雨も降っていましたが、その雨も10分ほどで止むと、空にはもう、晴れ間が覗いていました。
自然の驚異とその力強さを、目の当たりにして、改めてその怖さを知った午後でした。
切れた電線ですが、関西電力に連絡を取ると、1時間ぐらいで来てくれて、電線に乗っかった木をチェーンソーで切り、電線の修理をしてくれたので、助かりました。

冬になり、山の木々は葉を落とし、何だか見晴らしが良くなったようです。
ご近所の方達も、寒いせいか週末にもあまり来なくなりました。
私は、クリスマスまでにと暖炉作りに精を出したおかげで、暖かいクリスマスを迎えることが出来ました。
最初に火を入れる時と薪が不完全燃焼を起こしたりすると、煙が少し暖炉からもれてしまいます。ポリポリ・・・
これは、近々チョットした手直しで解消するのですが、女房などは、『煙のおかげで「かめ虫」が減ったよ。』と言ってくれます。
私は、『少々煙が立った方が、家は長持ちするもんだしな?。』とか言いますと、2階にいる子供達は、『煙たくって目が痛いよう、お父さん何とかしてよ?』と、早く手直しするよう、せがまれてます。(笑)
暖炉を直したら、薪割りの仕事があるんです。
薪割りも始めてのことでして、楽しそうでワクワクしてます。
それが終わったら、じっと春が訪れるのを待つことにします。
山菜の本を買ってきました。
山菜料理の本も・・・
新緑の春、芽吹きの春・・・
胸一杯、待ち遠しいです。
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