CityDO!
『森と渓流とログハウス』 

 第6話  資材搬入〜ログ組立作業


5月26日(日)快晴 資材搬入するには少し暑いぐらい良い天気になった。
建築現場までの道が狭く、トレーラーが入れないため、近くの広い空き地を借りてそこに一度、資材を荷出しして、トラックに積み替えて現場と空き地をピストンして運ぶことになった。

資材は約10メートル程あるコンテナが2台分、凄い量だ。
手伝いに来てくれた友人達の顔が引きつっていた・・・・
コンテナに積まれた資材の梱包が崩れていなくて助かった。
これが崩れていると、手出しで荷出しすることになるので、タダならぬ重労働になる。 

手伝いに来てくれている友人達は、昼飯とおつかれビールだけで、朝から晩まで一日中重労働になるところだった。
コンテナの中の資材を、ユニック付きの2トントラックで引っぱり出すのだが、空き地の地面が砂利なので、トラックのタイヤが滑ってしまう。
4,5人で乗り込んで体重をかけて引っぱり出すけど、どうしてもパワー不足でうまく荷が出てこない・・・・  
トレーラーにも前に進んでもらいながら、タイミングを合わせてフォークリフトでセンターをつかむ。 
時々、ミシミシッとログ材が凄い音を立てて出てくる・・・ 
その度に、もしや木材が折れたりしないだろうか?と肝を冷やしたり、何度か危険な目に遭いながらも、昼までに全部の資材の荷出しができた。


資材にはアルファベットと数字と数記号が入ったシールが貼ってあります。
例えば、A2III といった具合にです。 

この場合、Aは壁の通り(手前から横の通り、順番にA?E、縦の通りは左側から(F?K)番号は段の数字(2は2段目)

数記号は区切られた壁の番号となってる。
まるでプラモデルのように、この数字記号で作業がしやすいようになっています。

この資材を低い段から現場に近い所に集めておくと、仕事がしやすいのです。
1段目の上に断熱材を入れ、2段めの資材をのせる。
かけや(ばかでかい木槌)を使って二人で両側からたたいて入れていくのだが、
これだけでは充分に入らないので、ダボ杭を入れて、隙間ができないように、しっかりはめ込んでいく・・・
力のいる仕事ですが、慣れてくると段取りも分かってきて楽しい作業です。
何より、一段一段と組み上げていく度に高くなっていくので、自分で家を建てている実感がします。 
しんどいけれど一段ごとに嬉しさが膨らんでいく感じです。棟上げまでは大体この作業の繰り返しなので、素人の私でも充分に手伝えています。

昨日、17段目まで行きました。2階の床板になるコンパネを張って、次からは2階部分の組み上げです。
2階の高さで足場の作業をしていると、さすがに恐いですが、これも慣れてくると何だかプロの職人みたいな気になってきますね。 
あまり調子に乗ってケガなどしないように気をつけなければなりませんが・・・・


天気の良い日が続いているので、腕や顔が陽に焼けて、健康的なバーテンダーの顔になってきました。
ログの仕事が終わって帰って、お風呂で汗を流し、冷えたビールをグビーッと飲ると、得もいえぬ充実感に包まれます。  
さて、今夜も「森と渓流とログハウス」の夢を見ながら寝ることにします。

 

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